2015イ・マエストリの出来事
3年ぶり出展のイ・マエストリ、行ってまいりました。
その懐にある木造校舎の小さな学校という素敵なロケーションでの2日間。
終日のんびりした空気が流れ、とっても楽しく参加させていただきました。
お客様もそれぞれのんびり過ごされていたように思います。
お越し下さった皆様どうもありがとうございました!
初日は曇りがちではあったけど暑くもなく寒くもなく爽やかなよいお天気でたくさんのお客様でにぎわいました。
二日目は朝から雨で足元がかなりぬかるんでしまったんですがそんなお天気にもかかわらず朝から多くのお客様がお越しになりました。
イ・マエストリは私が行ったことのある中では、他のイベントにない独特の空気が流れているようで、その中にいるだけでゆったりのんびりしてとても居心地がよくて私の好きなイベントの一つなんです。
きっとこれは主催者のカフェ爾今さんの持つ空気感が表現されているんだろうな。
できればまた来年も参加したいな!
そんな中、私にとって忘れられない出来事が起こったのです。
初日の夜、私は車中泊をだったんです。商用のバンなので荷物がなければ足も伸ばせて結構快適に眠れます。で、まあ当然鍵は閉めて寝ますよね。そして朝目覚めてなんとなく着替えてスライドのドアを開けて外に出ました。
寝ボケていたんです、きっと…。
この部分の記憶は定かでないのですが、そのスライドドアのカギをぽちっとおろしてしまったのでしょう、そしてぽーんとドアを閉めました。
ん?
そのスライドドアを開けようとしたが、あかない。
ん?
運転席のドアを開けようとしたが、あかない。
??
そうかカギか、とポケットの中を探ってみたが、ない。
「血の気が引いていく」という事はこういう事を言うんだ・・。
ちなみに全部のドアを開けようとしましたが、当然開くわけはない。すべては車の中にある。
変な汗がジワリジワリと滲んでくる。どうしよう、どうしよう、
針金とかをガラスの隙間に突っ込んで開けたりするよな。
主催者の方に事情を話すと「なに!インロックした!?」と言ってばん線を探してきてくれました。
そして、話を聞いた出展者さんからもハンガーならあるよとか、この針金なら使ってとか、ばん線で開けるのを手伝っていただいたりとか、本当に皆様のあたたかさが身に沁みわたりました。皆様、本当にありがとうございました!!
しかし、私の車もなかなかガードが固くてどうしても開かない。
そう言えば保険にロードサービスが付いていたはずだ、と思いだして、奇跡的に持って出ていた電話で保険屋さんに電話をして待つこと40分、やって来てくれました我らがヒーロー!オレンジ色のつなぎがまぶしいぜっ!
「インロックですね、簡単に開きますよ」
なんてたのもしい言葉。
おもむろに七つ道具を取り出して作業にかかるヒーローの横顔の凛々しいことといったら!
ロードサービスとはなんと誇り高き職業なのだろう!
しばらくの間運転席のカギをカチャカチャとやっていたけどなかなか開かない。助手席のドアもやったけど開かない。
「うーん、手ごわいなぁ」
ヒーローの経験と技をもってしても開くことを拒み続ける私の車。身持ちが固いのはよいことだけど今だけは開いてほしい!
そしてしばらくの格闘の後、ようやく開けることができました。
サービスの方にも深く深くお礼を言って、一息ついたころには開場時間を大きく過ぎておりました。
いや、ほんとえらい目にあったもんだ。(自分のせい)
これが、2015年イ・マエストリの月光窓の出来事だった‥。
書いているうちに盛り上がって長々と書いてしまった。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様もインロックにはくれぐれも気をつけましょう。
by gekkousou_stg
| 2015-11-09 20:07
| イベント
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